Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

10度目のタスマニア 中編

ニュージーランドアホウドリ
ということで海鳥観察船へ。なおタスマニアの海鳥観察船は定期のものはありません。タスマニアで希望者を10人程度集めて漁船をチャーターする必要があり、そうした人脈が必要です。驚くことに毎回一瞬で集まるけどね(そんなにしょっちゅう乗りたいか?)。今日最初のアホウドリは一番多いハジロ…じゃないぞ、ニュージーランドアホウドリだった!今日はめちゃくちゃニュージーが多く、ハジロの数を上回っていた。

ミナミミズナギドリがギンカモメに絡む。

飛び去るミナミミズナギドリ。美しい!

カオジロウミツバメとヒメアシナガウミツバメの絡み!

水面を跳ねるウミツバメ類にみんな魅了される。海鳥観察船に乗るのも10度目くらいになる。時期的にもこの夏が多く、私にとってのライファー(未見の野鳥)は出ないよな…と思っていた中盤ごろ。「3時の方向沖合、羽の黒いアホウドリがいるぞ!」の声。

キタシロアホウドリだぁあああ!!

ずっと見たかったよ!いつもミナミシロアホウドリばっかりで。

キタシロアホウドリは私のオーストラリア通算野鳥リストのキリ番725種目。

ちなみに手前は若いワタリアホウドリアホウドリで奥がキタシロアホウドリ。海にこうして降りている時は別として、こんな酷似している野鳥が飛んでいるときに揺れまくる小型船の上から一瞬で識別する海鳥観察は変態だ。

AAK Nature Watchの「タスマニア固有種と海鳥観察ツアー

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