ところでミドリホウセキドリは特定のユーカリが分泌する糖分の塊のようなものを主食にしているのだが、この写真でミドリホウセキドリがついばもうとしている方角に二つの小さい白い塊があり…
その2秒後のこの写真ではその二つの白い塊が消失している。多分これの事だ。
アカハラワカバインコほどではないが近年急速に減少し、推定生存数約1000羽となってしまったオトメインコ。オトメインコもアカハラワカバインコ同様に渡り鳥であるインコであり広い範囲での保護活動が必要になる。
ユーカリが毎年安定して咲くなら同じエリアに戻ってくるだろうけど、実際は隔年で咲いたりすることが多くオトメインコはさまよう事になる。彼らもいつまで見られるだろうか?
タスマニア州固有種オリーブハチマキミツスイが巣立ち雛二羽の世話をしていた。
アカハラヤブワラビーとその環境。タスマニアは日光が弱いのでウォンバットやヤブワラビーなど本来夜行性の動物が比較的日中でも活動している。
ブルーニー島のみでみられるベネットワラビーが白化した個体群。
ズグロチドリはオーストラリア野鳥の会が特に力を入れて保護活動をしている絶滅危惧種であり私も昔何度か空振りの末にようやくメルボルンのガイドから教えてもらった干潮時のみアクセスできるマル秘ポイントで見た記憶がある。今回は探してもいない場所でよく見られたのでもう別に出なくてよかったのだが「まさかズグロチドリがこの島にもいるとしたらここ」とか言っていたら本当に遠くから飛んできた。
前を通るたびに目をつけていたブラシの木にようやくメジロキバネミツスイ。
タスマニア州固有種であり最も寒冷地に強いアカビタイキクサインコ。泊まっていたロッジの庭にもよく出ていたそう。
華があるサンショクヒタキのオス。
タスマニア州固有種キノドミツスイは最終日に一番よく見られた。
フライトまでの空き時間にニオイガモの群れ。
2018年分のタスマニア州旅行記は以上です。日本では海鳥観察が静かに盛り上がっており、南半球を代表する海鳥観察池であるメルボルン沖やタスマニア沖は2019年もまた訪問する機会があると思う。
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