過去数度そのメルボルン郊外の大湿地帯で探鳥した時は、鍵を持っている現地ガイドに依頼して連れて行ってもらった。全ての道を全部回ったら車でも何日もかかりそうなこの迷宮的スケールの湿地帯の中でも彼なりにハイライトコースというのがあるようで、過去数回において彼は基本的に同じルートを通った。一昨日初めて自分自身だけで回った時もそれを踏襲してみたのだけど、直感的に「あっちも鳥がいそうだ」という脇道がいくつもあった。最終日の今日はそれらの脇道をチェックすることに充てた。
こんな楽しそうな脇道がいっぱいあって、鍵を持った人しか入れないから前後から車が来ることも滅多になくゆっくり車を走らせながら車内から写真が撮れる。なんて楽しいところなんだ。
タイワンセッカ。
オーストラリアではメルボルン周辺にだけ定着した移入種、ヒバリ。
カオジロオーストラリアヒタキのメス。
上空を飛んだクビワアカツクシガモの群れ。
日本人には一瞬オガワコマドリに見えるキバラノハラムシクイ。
カオジロオーストラリアヒタキのオス。この脇道はランチスポットとしてなかなか良かった。
オーストラリアのほぼ最大の都市であるメルボルンには各地からフライトも多く、かつメルボルンがあるビクトリア州は小さいくせに州単位では最大の野鳥種類数を誇っていてケアンズ・ヨーク半島・ラミントン・マウントアイザなどの探鳥地のあるクィーンズランド州でも及ばない。今後もっと日本からのバーダーが来た方がいい地域だ。
AAK Nature Watchによるメルボルン https://aaknaturewatch.com/birdwatchingtour/melbourne/