Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

グバンヤシ

グバンヤシはオーストラリアでは数カ所で自生しているだけの珍しいヤシの仲間だ。葉は紙に、繊維が紐に、幹が建材に東南アジアでは伝統的に民間で使用されている。「実をつけるまで50年かかる」「一生に一度しか実をつけない(本当?)」「一度実をつけるとその量は800kg(本当!?)」「開花すると18ヶ月に渡って最大で一本の木に100万もの小さな花が咲く」などの文献を読んでいるうちに自生している姿を見たくなった。


実は野生で見ていたのだ。アイアンレンジに行った際に。変なヤシがあるなぁとしかその時は思わなかった。写真のグバンヤシは二本とも実を落とした後、という事になるらしい。
原産地がインドで、グバンヤシからつくられた原始的な紙(貝葉)を使用して古来多くの教典が記された。
英名:Gebang Palm, Kennedy Plamなど
和名:グバンヤシ、バイタラジュ など
学名:Corypha utan

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