メリア・アゼダラキ

美しい植物です。葉も、花も実も。葉は間違いなくカオグロキノボリカンガルーの好物で食べているのを頻繁に見かける。なお、そうはいってもメリア・アゼダラキの実は人間やポッサムなどには猛毒で実際食べて死んだ子供もいる。

過去に紹介しているようにケアンズ周辺には一口で死ねるような植物、飲み水に浮かべただけで牛や馬が倒れるような猛毒の植物も数ある。植物に詳しい人からから恨みを買わないよう気をつけないとね。


これら写真は「ドライ・レインフォレスト」の異名を取る40マイルスクラブ国立公園にて。


普通は熱帯雨林に育つメリア・アゼダラキが生きていけるのだから、アウトバックの真ん中にあろうとも40マイルスクラブは確かに特殊な環境なんだな（この場合地中の溶岩層による保水）とかいろいろな事がわかる。ケアンズ市周辺に限っては2013年はメリア・アゼダラキは裏年で開花は少なかった。今年はどうなるかしら。

押し花にしてみた。