Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オフロード走行トレーニング

次回の遠征が迫ってきてて、道路状況も相当悪い所なのでこの機会にオフロード走行のトレーニングを受けに行ってきた。会場はキュランダから30分程山奥に入って行った所にある。以前から前を通ったりパンフを見ては行こうかなーとは思ってたけど安くはないし、人間差し迫らないと動かないもんだ。トレーニングはマイカー持ち込みです。4WDなのは当たり前として、ローレンジギアを搭載していないとカリキュラムがハードなので完遂できないと思う。私の2500ccの4WDは途中でリタイヤ。例えばこの坂を上れとか。
オフロード走行トレーニング
いやいやいやいや(笑)崖じゃん。

ここを谷底まで下れとか(笑)※谷底は急坂過ぎてボンネットが邪魔をして見えない。写真に写っているのは谷底から再び反転して上る道。徒歩でも降りられない人も少なくないようなまっさかさま斜面だった。



こんなん道でもなんでもないただの山の中だが、だんだん感覚が麻痺してきてこれくらいだと快適な道路に思えてくる。と思ったら人の家があって78歳になる仙人じいさんが住んでいたり。この国はほんと恐ろしい。

トレーニングは1日続き、砂地に埋まったり引っ張ったり。空気圧を抜いたりあげたり、牽引ロープの使い方とかも、写真は無いけど車で河も渡ったし土手も飛び越えた。1時間程学科教習のような感じで車の仕組みの説明や僻地ヘ行く際の心構え、準備について、みたいな時間もある。

私の車は途中でリタイヤしたけど、限界を知る事が出来て良かった。結構いける、という印象。坂とかをみて、「むりむりむり(笑)」というポイントは実際無理で、「うわー厳しいなぁ」とか「無理だろう」というポイントは突破出来る事がわかった。河も、水深65cm位はセーフだ。あと、インストラクターはいろいろなとこへ出かけている人でアイアンレンジへこの時期にこの車で行くなら車高をあと2インチ高くし、更にタイヤをもう少しオフロード用の物に変更すれば多分大丈夫だ、車高を上げるにはこの店に行け、というようなアドバイスを沢山くれる。(でも、ランドクルーザーをレンタルしていった方が確実だぞとも)

今のような趣味とともにオーストラリアに今後も住んで行く限り、トレーニングを受けて決して無駄にはならないと思った。ちなみに、インストラクターの12年の経験の中で私たちは初めての日本人だそうだ。それもどうかと思うが…。
私の車の場合、悪路において進むか、断念かのキーワードは「むりむりむり(笑)」だ。

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