Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ハビタットクルーズ

前から気になっていたハビタットクルーズに行ってきます!バリアリーフではなくマングローブの入り江を進みワニ園を見学して帰る半日クルーズです。


大きくはないけど新しい奇麗な船。モーニング/アフタヌーン ティーがつきます。ちょっと天気が悪いのが痛い…。雨期だから当たり前なんだけど。

入り江には巡視艇みたいなものも見える。ケアンズは港町だからね。

さとうきびの積み出しターミナル。今はシーズンオフ。これもケアンズの重要な施設のはず。

奥へいくと漁船、レジャーボート等が沢山係留されている。とくにエビ穫り漁船の多さには驚いた。確かに漁業の町ともいうだけはあった!

マングローブ。右も左も全部そう。日本の南西諸島ではマングローブを守ろうという運動が盛んだけど、ケアンズは空港周辺から港周辺はマングローブだらけだ。数年前ケアンズに来た頃、マングローブとはもっと貴重なものだと思っていただけに驚いた思い出がある。

これがその種子。水に浮き、遠くへと運ばれる。

こんなのも全部マングローブの種子らしい。確かに「高山植物」という植物が無いように、「マングローブ」というのもグループをさす言葉だからいろいろあるんだ。

航行中は生でガイドさん(当日はダレルさん)が解説してくれる。(日本語スタッフも乗船していて解説してくれます)録音テープでないのが好印象!このツアーに来たかったのはバードウォッチングに力を入れていると聞いたからだけど、この天候では厳しい。船の上からだし。一応コアジサシ、ハシブトアジサシ、ササゴイ、シギチ2〜3種、銀カモメなど確認。写真は無理…。

マングローブは生態系に重要な役割があるんですよ。

クルーズ終了。上陸してバスに乗り込みワニの養殖場へ!とおもったら乗車したままの見学。これは予想外で、残念。はっきり言ってよく見えない。ガラスについた水滴で写真も撮れない。

ワニはいるにはいるが…。ただ、ここは動物園ではない。(昔はそうだったんだけど)。養殖場なんだから、と納得する。サギ類やミサゴ、ミツスイ類、オオリュウキュウガモなんかがいたんだけど。

まとめ。ワニや野鳥を間近で見たい、写真を撮りたいという方には不向き。ジョンストンリバークロコダイルファームの方がおもしろいです。ただマングローブにスポットを当てた珍しいツアーだし、天気がよければまた違った印象を持ったかもしれない。私はこういうのは好きです。ただ三泊五日でケアンズに来る日本の人達には…どうでしょうか…。実際当日も2人しかいなかったです。

おみやげをもらいました!ワニの歯と皮です。ワニの歯は堅そうなイメージがあるけどそんな事はなく、生涯でのべ3000本もはえるんですよ。

追加情報
日付 1月
場所 トリニティインレット
その他
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