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『抜き討ち半九朗』 新潮文庫 池波正太郎


『抜き討ち半九朗』 新潮文庫 池波正太郎 を読んだ。短編集。抜き打ち、というのはおそらく抜刀の事だと。表題作の追いつめ方も、「妻を売る寵臣」の煽り方もなかなか。


あらすじ
抜討ちの達人関根半九郎は、許嫁を犯した上役を斬り、破牢して盗賊の群に落ちた。拾った女お民を連れて、殺人と強盗の凄惨な日々。やがて、最後の大仕事に失敗し、奉行所の追手、血みどろの仲間割れ、敵たちとの対決、とすべての結着をつける時が迫って—。苦い人生を急ぐ男を、鮮烈に描く傑作他6編を収録。
【目次】
奸臣/霧に消えた影/妻を売る寵臣/清水一角/番犬の平九郎/猿鳴き峠/抜討ち半九郎

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