Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

フランクランドクルーズ

グレートバリアリーフの無人島、フランクランド島に関係者招待で行ってきました。リピーター多いし、結構マニアウケしている印象のツアー。有名な広告フレーズは「自然保護のため、一日100人限定です」。当日の参加者数は…13人。
少なっ。


「天気が悪いのでキャンセルが出たんですよ」と説明される。まずはケアンズを出発後、南のディーラルの町まで40分ドライブ。仕事で頻繁に通る道だが、53人乗りのバスからの眺めはいいものだ。道中は特に解説などなし。

乗船場所に到着。なんか意外なところにある。

しばらくはマルグレーブ川を下る。岸辺を覆い尽くしたマングローブの景観からは、この船が海の無人島に向かっているとは思いがたくなる。コーヒーとケーキが用意される。当日は「100人限定!」のツアーに13人しかいないためか、スタッフものほーんとしている。船内でも特に案内やセールスは無し、というか、船上は禁煙なのに船長はタバコすってるし、ガイドはポテトチップス食べてのんびりしてたよ。

ところが!島が近づくと、全てが嘘のように晴れた。波もない。まったくわざとらしいくらいの幸運に感謝。

桟橋がないのでディンギーで上陸します。上陸後は、日よけの簡易テントを貸してくれました。これは100人いたらどうなるんだろう?荷物をその中に放り込み、早速潜りにいく。シュノーケル区域の水深は最大で7m程度。海底を泳ぐウミガメを発見し、ジャックナイフで潜り追いかける。苦しい…がとりあえずタッチしてきました。スイミングチーム時代は3分以上息を止められたのだが…。いやだいやだ。

なんとなく海岸線を一周。最高にきれい!

荒らされてません。浜には漂着物がいっぱい。(持ち帰れません)鳥もそこそこいるし、水性生物の観察やタイドプール遊びも可能。ただ、鳥を見ているうちに反潜水艇ツアーがあったらしく乗り損ねる。また、食事(バイキング)はどーしようもなくまずかった。

すいていたからかもしれないが、とてものんびりした印象でおすすめ。

追加情報
日付 11月
座礁? 川を通ってフランクランド島へ行き帰りになるので、引き潮のとき、水が少ないときに川の浅瀬を船が通れなくなり座礁することが稀にあるみたい。同じ理由で、ディーラルからの出向ではなく、ケアンズ港から海路でフランクランド島へ直行となる場合あり。
島の生き物 島には淡水はないとのこと。シロハラウミワシが営巣。鳥はそれなりにいるので別のコーナーで今度少し紹介しようと思う。夏はカブトムシがいっぱい見られるそう。(話から推測するに、rinocerose beatleのことだろう。)
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