Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

戻りました

実質2泊4日の日本への弾丸出張から戻ってきた。会えなかった皆さんすみません。2泊4日で30名程度の業界関係者と商談するので精一杯だった。今の所インフルエンザも罹らなかったようで何より。噂には聞いていたけど本当にマスクしてる人が沢山いた。


寒々しい景色が新鮮。ケアンズの太陽光線はこういった曖昧な日陰を作らない。日なたは輝き、日陰は逆にコントラストが強く真っ黒に見える。しかし、まさか都内で積雪しているとは。

駅弁。食べ物に関しては文句の付け様が無い。全てがオーストラリアでの三分の一の値段。私も日本に居るうちは日本とは生活費が高い国だと誤解していたけどとんでもなかった。

この時間になってもホームは依然として混雑し、電車も次々入って来る。もしや、と思って22時頃ビックカメラに行ったら普通に営業してて混雑していたんだけど、日本の人たちは一体何時まで家に帰らないのか。新幹線の中では無線ブロードバンドが可能で各席に電源もあった。電車の中では全員が携帯をいじっている。液晶パネルが車両に付けられていて、ニュースやCMを流している(タクシーもそうだった)。この分野は世界中で日本だけが特殊に進化し(ガラパゴス化)私だけではなくて海外から来た人は一様にこの異常さに呆れる。
電車を降りると、清掃業者の人達が「ご乗車有り難うございました!」と一人一人に頭を下げていた。空港でも同じような事があった。成田では各エスカレーター脇にそれぞれ英語も話せる案内係が待機していた。エスカレーターの下と上で一人ずつ付いている場所も。
ことあるごとに書いているけど、日本のサービスは狂気のレベルにある。各国では超VIPだけが対象のサービスが、日本では一般大衆のところまで普通に降りてきている。それでいて物価が安い事に会議で一緒になったオーストラリア人は首をひねっていた。

日本のホテルに泊まるのも久しぶり。ベランダが無いのがとても違和感がある。その点に関してはオーストラリアのほうが良い。チェックアウトの際、タクシーまで荷物を運んでくれたポーターが2名、他にドアを開ける人、道を誘導する人、タクシーを誘導する人、言ってらっしゃいませという係の人、あと総監督みたいな人などが加わりたちまち数人の集団が形成された。
ここまでいろいろな事に我慢していたのだけど、ついに耐えきれず爆笑してしまった。もうあれは笑わずにいられない。よく、役所が10人でやっている事は民間なら半分の人数で出来る等の言葉を目にするけど、オーストラリアならさらにその半分の人数でやっているし、貧しいケアンズの旅行業なら更に半分の人数、つまり1?2人でやらせるだろう。だから、オーストラリアでそういうサービスは絶対に期待してはいけない。JALとジェットスターの違いは国民性の違いでもある。

出張の間アサヒは馴染みの獣医さんのとこでホテル暮らしだった。
全員が名前を間違えて覚えてしまっているのだけど、今更「違います」とも言えない…。

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