例によってオカメインコやニワトリやその他ネコだ犬だですごく混んでいて、「診察が終わったら電話するからそこに置いていって下さい」と言われる。まぁ長くても1?2時間でしょうと思って空港近くの病院から街まで1時間くらいかけて散歩し、電話が無いのでカフェで朝ご飯を取り待ってみた。3時間くらい経って、さすがに忘れられていないか心配になってきたのでこちらから電話したら、喉の感染症で殺菌治療が必要ですぐ入院というショックな内容だった。というか、電話して下さいよ。
鳥は見た目の多くの部分が羽であって、体そのものは外見の印象よりもずっと小さい。また、代謝が活発で体温は非常に高く病気の進行も超速なのでよく言われるように人が見て「おかしい」と思う頃にはかなり進行していて「ご飯を食べない」状態の場合はもう手遅れに近い事が多いから、最悪の事態も考えておかなければいけなかった。今まで保護してきた野鳥も、どんどん元気になってきたなぁと思ったらいきなり死んだり、小さな生き物は難しい。相変わらず病院は何も連絡をくれないので(様子とか費用とかも)毎朝電話。ある日、「もう大丈夫。一応あと半日こちらで様子を見て大丈夫そうなら電話するので引き取りにきて。」と言われ結局連絡が無かった日は、容態が悪化したのか、もうダメかと思って口を開く気にもならなかった。
が、単に電話を忘れられただけだったようで今日退院した。今の所すごく元気。まだ安心はしていないけど。帰ってきていきなり派手に水浴びを始め、もりもり食べて歌って飛び跳ねている。一応一週間分の薬が出ている。お、カルテの名前が間違ってる。あれ、一週間も持ちそうにない量だけど?この病院、鳥に関して腕はケアンズNo.1だけど運営はパッパラパーだぞと何人かに聞いていたけどようやく全てを納得した。ちなみに、感染症というからてっきりウイルス的なものだと思っていたけど、カビ系の物との事だった。この時期(雨期)なら珍しくないよ、とも。
単語が特殊過ぎて言われている事がよくわからないからカルテをプリントしてもらった。ら、全部省略語で書いてある…poss.はpossibly(?の疑いがある)だろう、とかbact.はバクテリアだろう、その程度ならわかるけどNAD,ABs,ibn,obsとかになるとお手上げだ。