Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

トレッキング記録7:マウントシェリダンとホワイトロック

ホワイトロックから

マウントシェリダンとホワイトロックと聞くとケアンズの人なら住宅街の話だと思うだろう。住んでいる人も多い。しかし、もともとはどちらも背後の山の名前で、レイクモリスの近く標高510mからスタートして2−3時間で相次いで登って戻る事が出来る。


が、マウントシェリダン山頂(605m)はこんな感じでどうしようもない。ここまでは林道を20分ほど歩くだけだ。


マウントシェリダン山頂から、そのまま次のホワイトロック山頂へ向かう登山道は途中からこのように荒れ放題となりほとんど登山道の体をしていない。これのどこが登山道か?と言うと


よくみるとオレンジ色のマーカーがジャングルを突き抜けて点々と奥へ伸びている。1kmくらいにわたってこんな状態なのでGPSとナタをもって入山するように。密生しているトゲ植物で服やザックもかなりダメージを受ける。また、ヒルも多い。


ジャングルやヒルと戦いながらたどり着くホワイトロック山頂(574m)。依然としてどうしようもない。しかし、ここから50mほど急斜面を木々に掴まりながら降りて行くと、



ホワイトロックと呼ばれる岩場に出て、この眺めでようやく報われる。この場所は、麓の住宅街や国道からも注意すると見える。白っぽい小さな岩場だ。山名の由来であることは明白。

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