Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

自宅敷地へ266本の植樹開始

植林用の苗木一年半前に今の土地建物を購入して以来、少しづつではあるが延べ229本の木々を土地に植えてきた。大きく疲労せずに一度にシャベルで掘れる穴というのはせいぜい7−8個程度でありそれを朝と夕方にやったとしても、人間一人で1日で15本くらいが負担の少ない植樹の現実的ラインだと思う。

ところが普段金曜日と土曜日にボランティアをしているTREATに(多めに)240本分の苗木を譲渡してもらう申請書を書いて、それが理事会の審査を経た結果なぜか申請よりも多い266本もの樹木を受け取ることになってしまった。世の中の常として、受理されたとしても申請した額よりも少なくなると思っていたよ?

←持って帰ってくるだけでも大変だったぞ。

これを全部積載できたランクル恐るべし。結構成長している熱帯雨林の苗木たち266本。店で買えば3000ドルでは足りないだろう。

木を植える場所の準備が必要だ。というかその準備が一番大変で、まず生い茂っている雑草を排除することから。奥に見えるライドオンモーワーで平坦なところは刈り、2mにも成長した雑草が覆う傾斜地は中央のブラッシュカッターでなぎ払い、人間が歩行できるようになった後に最前列のプッシュスラッシャーで粉砕する。大変な負担の作業でありもう2度とやりたくない。この道具たちだけでも一万ドルくらいかかっている。


およそ数日の疲労困憊の日々を終え、高さ2mの一面の雑草野原だった植林予定地(上流側)はこんなにサッパリ!いくつか残って見えるのは昔植えたロマンドラ。

こちらは下流側。

一番過酷な過程は終えたとはいえ、まだ準備は終わってはいない。次のステップはこの雑草があっという間に復活してこないように除草剤を散布すること、そして植林用の穴を266個掘ることだ。

Exit mobile version