Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

敷地に植えた木々、その数1200本!!

植林ボランティア自宅兼民宿ジョンストンベンドを2017年の8月頃に購入して以来、コツコツ植え続けてきた木々の本数が節目の1000本を超え、一気に1200本まで伸びた。アサートン高原の一角で、世界は少しだけよくなったわけです。

先週末に若干の友人達の支援のもと植えた約220本の苗木達。植林団体から寄贈されたものも入ってるし、自分で種から育てているものも合流している。穴を掘るのは強力なオーガー。スコップで硬い地面に220個も穴を掘ってたら1週間が終わってしまう。

作業員を現場に輸送する図(友人の子供達)。子供目線ではあらゆる乗り物を運転し、次々に異なるエンジン式ツールを使いこなす大人は神に見えるかもしれない。

(友人一家)こういう地道な活動をせずに「自然は大事です」「生き物を大事に」みたいな事をいう人々は信用ならない。言っていることと暮らしがマッチしていないじゃない。

苗木をポットから出して土に埋める、というのは植林プロセスの最後の最後のハイライトであって、準備段階の必要な時間はその10倍くらいある。そもそもの計算や立案、苗木の手配、必要な機材のレンタル、積み込みと輸送、リボン巻き、植林現場の整備(石や枝などの撤去)、現場の雑草伐採(一番大変)、除草剤散布、何百個もの穴掘り、植林当日の準備、機材のメンテ、借りた機材の返却などだ。なんか最近くたびれたな、と思ってカレンダーを見てみたら私は20日間そうした肉体労働を休んでいないことに気がついた。

さらにオーナーである私にはその後も水やり地獄と草刈り地獄が数年はついてくる。世の中にはあまり眠らなくても平気な人々や目覚まし時計が必要ない人々が存在するけど、私は対極で可能なら毎日10時間、疲れている日の翌日は12時間以上は寝ていたい体質をしている。目覚まし時計がなるまで死んだように深く寝ている。長時間睡眠必要症は慣らすことはできても本質的に変えることは一生不可能との研究を読んだ。現役のうちはそうも言ってられないので無理を続ける。

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