Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

セスジムシクイ調査ボランティア2018 その2


セスジムシクイ調査ボランティア二日目はベースキャンプとなるマウントアイザの町まで500kmの移動日。マウントアイザを過ぎたらそのまま約10日間は無補給状態となるため、町では食料や飲料水の積み込み(約100リットル)、給油(150リットル)。スペアタイヤ二つ、コンプレッサー、シャベル、ロープ、冷蔵庫、セカンドバッテリー、ガス缶などなど。こういう日々を送る人間においてはガソリン車なら4000-5000ccクラスの大型4WDを起用する以外の選択肢は全くない。

先日日本にいる友人が「ジムニーやX-Trailがいかに素晴らしいか」を延々と解説を始めたのでずっと適当にあしらっていたら彼は怒ってしまった。そんな660ccの車に100リットルの水と150リットルのガソリン、半月分のキャンプ道具と撮影観察機材を一体どこに積んで、かつ数千キロのドライブ(その内の2000kmくらいは未舗装)して快適かどうか。ちなみに今回は100リットルの水を積んで行ったがシャワーや洗濯などにも使うと十分ではなかった。次からは2割くらい増やそうと思っている。2019年は水だけで180リットル積んでいく。そんな状況は日本国内にはないよな。


ムナグロオーストラリアムシクイの夏羽のオスと、エクリプスのオス。

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