アイアンレンジ国立公園は鳥だけではなく、虫、爬虫類、植物、両棲類、哺乳類など全てにおいて特異な生態系を持ちオーストラリアのナチュラリストならいつかは行く場所であり一度行けば必ずもう一度行く事になる。特に時間を割いて探さなくても、そういった異業種(?)の大物にも会えたりする。
←美しい野生のマングローブオオトカゲVaranus indicus。
これも手にした時は飛び跳ねて嬉しかったIridotaeniaとかその辺のタマムシ。泣く泣く写真だけ撮って逃がした。
マンゴーに集まるDilocrosis balteataなどの甲虫達。
これはオーストラリアの先住民アボリジニ。この地域では未だに槍を使って漁をする。独自の法などもあり、何かと気をつける事。
これはシラボシリュウキュウガモを狙う野鳥ファン。アイアンレンジまではるばるやってくるのは基本的にはハードコアなバーダーばかり。
マンゴーの巨木が何本かあって、おびただしい量のマンゴーを産出している。筋が多く食べる所が少ないが天然完熟常夏で旨い。ヤブツカツクリの主要な食料になっている。
干潮時には岩ガキが簡単に採れる。ちょっと渋みがあるがまあまあ。
アイアンレンジには”海の家”といったほうが近い簡易宿泊施設が2軒ある。もちろん電話も電気も上水道も下水道インフラもここには達していない。鍵も窓も無い。簡易温水シャワーになったのはごく最近。ここに泊っていると、今オーストラリアにいることを、そして今が西暦2012年な事を忘れそうになる。