Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ハイイロオオタカ

どこにでもいるような生き物でも、自宅の庭とかで見つけると妙に嬉しくないだろうか?それがヒヨドリであってもメジロであっても。まして庭も無い国道沿いのマンション住まいだと生き物が迷い込む事などいくらケアンズでもあまり無く、尚更登場してくれた生き物には特別な嬉しさがある。今日ベランダをふと見ると、何だか恰幅のいい鳥が奥に。




ハイイロオオタカがいたのだ。本来は多くの個体が深い熱帯雨林で暮らす希少なオオタカ。機嫌が悪そうに見える。

学名 Accipiter novaehollandiae
英名 Grey Goshawk

ひょいっ。


怒ったままこちらへ飛んで来た!


部屋で遊ばせていたアサヒ(コシジロインコ)がハイイロオオタカ接近に気づきギャーっ!!といって奥へ逃げた。オオコウモリやハトが飛んでいても知らん顔だが、やはりオオタカ系は怖いのか。
そういえばコシジロインコの故郷パプアニューギニアには、ハイイロオオタカと一昔まで同種とされていた(今でも時折同種とする事がある)カワリオオタカがいる。


←ちなみにハイイロオオタカには白色型もいて、こちらは超エレガントでカッコいいのです。
ハイイロオオタカがキバタンの群れに素知らぬ顔をして混じり「なんだキバタンか」と油断して通りがかる小鳥達を襲うのではという、目撃に基づく隠れ蓑仮説がある(Brian Venables私信)。
白色型ならば胴体の色とサイズは完全にキバタンと同じなので、頭を羽に突っ込んで羽繕いのフリでもしていたらバレないかもしれない。逆に、キバタンのようにトサカを立ててみるとか?
管理人は以前、このハイイロオオタカ白色型とアカハラオオタカが対決する紅白オオタカ合戦に遭遇した事もある。


管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしている他に、旅行代理店での勤務も長く、ご旅行の総合的な手配やご案内がワンストップで可能です。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ

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