Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

シラオラケットカワセミ2009

シラオラケットカワセミ
“世界で最も美しいカワセミ”と言われ、ケアンズ周辺の野鳥の象徴でもあるシラオラケットカワセミ。毎年多くの野鳥ファンがシラオラケットカワセミを求めてケアンズにやってくる。シラオラケットカワセミは繁殖のため、11月頃からパプアニューギニアからオーストラリア北東部の熱帯雨林目指して渡って来て親鳥は3月末頃まで、当年産まれは4月上旬ごろまで観察できる年もある。薄暗い熱帯雨林が生息地のため、シラオラケットカワセミの青色とオレンジ色、赤色という原色の組み合わせは余計にまばゆく見える。また、ふきながしのような白く長い尾をなびかせて暗い森の低い所を飛ぶ姿を初めて見た場合は「おおおお?!」と思う事だろう。



背中には白一文字。とまっているときは、吹き流しのような尾を上下にぴこぴこさせている事も多い。人が近づくと逃げるけどあまり長距離を飛びたがらず、すーっと15mほど離れる。地上1-2mの高さの横枝を好み、昆虫などを見つけると地面に飛び降り補食する。人間に追い回されない限り高い所に上がっている事は少ない。嘴を開かずに「きゅ、きゅ、きゅ、きゅ、きゅっ↑」と鳴く。あり塚に営巣。

追加情報
学名 Tanysiptera sylvia
英名 Buff-Breathted Paradise Kingfisher
和名 シラオラケットカワセミ 時と場所 1月 アサートン高原

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