Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

野生のコキンチョウ調査(ケアンズ郊外)その2

野生のコキンチョウ

ササフミフウズラ
何度かササフミフウズラが鳴いてるな、と思ってたら足元から飛び出して、着地するまでに数枚の写真を残す事が出来た。2秒〜2.5秒の時間があれば飛び出した鳥に空中でピントを合わせてシャッターが切れる自信があるし照準器も全く必要ないが、年齢とともに出来なくなるかな?

コシアカヒバリモドキに圧倒されていたが、タイワンセッカもディスプレイ中だった。個人的にはこの手の草原系の小鳥のディスプレイの中ではズアカオオセッカのそれが好きだ。

飛び出した鳥の写真は、まだ地面が画面に入るうちが一番いい。もう30羽くらいいたオーストラリアオオノガン。

野生のコキンチョウを見つめるキバシキンセイチョウ三兄弟。

今度は野生のコキンチョウの後ろ姿を見つめるキンセイチョウ姉妹。何というか…フィンチの中でも地味目なキンセイチョウでは役者が違いすぎる。

そして。一番手応えのあるコキンチョウの写真。ノーザンテリトリー州を含めてもこれまで最高の一枚かもしれない。それがケアンズの近くで撮れるなんて嬉しい皮肉だ。

めっちゃくちゃたくさんいるチャイロキノボリ。このクィーンズランド北部の亜種は一応絶滅危惧亜種でありケアンズ周辺では見られるところがない(マリーバウェットランドは閉鎖された)。人間が開発さえしなければこんなのどこにでも居たんだよ。

立小便をしているオッさんにしか見えないアカワラルーのオス。

キラキラした背景がまるで似合ってない。

これはケナガワラルー。Macropodの多い土地だなぁ。喉にアクセサリーのような巨大なダニが付いてる!!イヌネコや人間なら意識喪失か失明などタダでは済まないぞ。

何も草木のない大平原だけがアウトバックではない。雨季のアウトバックの山々は緑に覆われ、そこに黄金の日差しが差し込む。人工物に触れたこともない風がゆっくりと登って来て、私や尾根に当たって穏やかに音を立てた。。

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