Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

チラゴー・フィンチ調査ボランティア(後編)

アウトバック朝焼け

これは朝焼けの方。まあ昨夜歩き回って、毒蛇やクロコダイルが沢山いたが大したことじゃ無いさ。


土手に座って川にやって来るフィンチを待っていたら、キボシホウセキドリがどんどん近づいてきた。どうやら巣が土手にあるようでこの後で下がった。


ケナガワラルーも水を飲みにきていた。


モリツバメも盛んに水をすくっていた。撮るものは沢山ある。


とうっ!ホオアオサメクサインコの着水。


モリショウビンも飛んできたが、逆方向だった。


この水辺は素晴らしい探鳥地で、座っているだけで様々な鳥が来る。残念ながら私有地内であり、アクセスが難しいのが難点。どうしてもというケースでは牧場に電話をして、になる。

←カヌー遊びをしているのではなく、陸から調査できない場所は水上から調査。私は19歳の時にカヌーで四万十川をツーリングしたこともあってこの辺のことは大体できる。ただこれはカヌーの形をした浮き輪程度のオモチャであり、枝に引っかかったら簡単に穴が空いてあっという間に轟沈しそうで大変スリルがあった。それにここワニが沢山いるんだよね?

「あっ!!」という声がしたので振り返ると、周囲に沢山ある枯れ立木の樹洞からフィンチが飛び出していった。こんなところで営巣していたらしい。

仲間「腰が白かった…だから一瞬カノコスズメに見えたんだ!でもキンセイチョウだった。腰が白いキンセイチョウ、つまり探していた絶滅危惧種亜種cinctaだよ!」40年ぶりに発見だ!



私がパドルで指し示しているのが、そのキンセイチョウの絶滅危惧種亜種cinctaが飛び出していった樹洞である。


グッジョブ!

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