昔からセスジムシクイ調査にあるジレンマで、仕事を休んで2週間もボランティアに来れてかつ大型4WDや冷蔵庫などの装備を持っている若手などほとんど存在せず、一方で年配者は時間があって装備は整えられても体力面およびセスジムシクイ類を見つける鍵になる高音域における聴力、テクノロジー面でかなりヤバい人が多く、この両者をどう融合させるかが長年の課題になっている。
ゲイターを超えてスピニフェックスや枝は刺さってくるので足の皮膚を鍛えることで初めてできるスタイルであり、鍛錬を経て私も昨年からようやくこの現地スタイルができるようになった。
それに色白のシティボーイがこんな格好してもちゃんちゃらおかしいし。
セスジムシクイ調査2021年度版の報告はこのまとめ動画をもって終了。今年は記録的なパーセンテージでセスジムシクイが発見され、さらに乾季になってもなお雨も時折降っていることから「2021年後半にもう一度繁殖調査をしよう」なんて物騒な意見も出ているけどどうかな。現役世代として一年に2回も2週間のボランティアに行くのは。とりあえずまた来年。