Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ココス諸島探鳥記 その5

シロハラクイナ

ココス諸島では舳倉島と同じで一日何か一つでも出れば上出来、何も出ない日が続くこともある。例えば目撃情報があったコガモ、カワセミ、アカモズなどは度重なるアタックにも関わらず最後までこの旅では出なかった。


あ!あれはなんだ!?タカだ、カッコウだ、いやオオジュウイチだー!!


↑不思議な体勢だが、お尻を見せながら飛び出した瞬間。いやぁまた一種増えたよ。もう今日はこれで…


あ!あれはなんだ!?猛禽だ、ツミか!?いやアカハラダカだ!

アカハラダカだから(←何か面白い。みんなも口に出してごらん)、さらに一種増えた!


翌日。ウォー、コサメビタキじゃん!!さらに一種増えた!
「コサメビタキはどこだ!!」




簡単に書いてるけど、コサメビタキも何度目かのアタックでようやく。
ココス島ではスコールがある。ちょうど良いところに東屋があって、カバンを載せたりして雨宿りしていたら何やら張り紙が。なになに?

「この機械の50m以内に立ち入るな」

(*゚∀゚*)

そんな小さく張り紙してあっても、5m以内に入らなければ読めないぜ…。ココス諸島はインド洋の真ん中に浮かぶ、オーストラリアとしては軍事外交的に超重要な島である。島のあちこちにレーダーがあり、非常時に備えて滑走路も離島には似つかわしくない長大なものだ。あらゆる大型機が着陸できるという。私が寄りかかったり荷物を置いたりしたこの機械もなんらかの測定器だろう。



またハリオシギを吹っ飛ばした。


ココス島は元々はテリハボクのような広葉樹に覆われていたが、クルーニーロスによって徹底的に伐採されココス諸島の陸地のほとんどはココナツとなった。その時代、どうやって食べ物を自給していたのかが気になる。
←夜にどこからかフライトが来るらしく、空港が賑わっている図。多分島の人口の4分の1くらいいる。




オーストラリアでは珍しいヤドカリ。
現地の観光パンフレット。どうみてもオーストラリアではなくこれは東南アジアである。

そして東南アジアっぽくニワトリが放し飼いにされているのだけど…




ヒヨコがハシブトゴイに食われた。


海峡を徒歩で胸まで沈みながら渡っている時「Edible type!!!!!」という絶叫が聞こえた。それは確かにツバメではなくオーストラリア領土では珍しいジャワアナツバメだった!これは海の中に胸まで浸かりながら撮った一枚。


一種増えた^ ^

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