このムナジロセスジムシクイが道端から逃げていった小鳥かどうかは確証はないが、おそらく今回の旅において最も愛想のいいムナジロセスジムシクイ。しかも道路から30mしか歩かなくていい。将来のツアー時には大本命サイトとなる。スピニフェックスがあまり茂ってないのがいい。
このカットは後ろを向いてしまっているけど「ネズミのように走る」と言われるセスジムシクイ類の特徴が出ているので採用した。セスジムシクイ類は飛ぶことは一応できるけど、せいぜい数メートル水平に飛んで手近な茂みに逃げ込むだけだ。とにかくよく走り、早い。
広告写真風。
愛想が良すぎるのは若そうだからかも?
水たまりにムナジロシマコキンと共にこのコマチスズメが来ていた。
オーストラリア最強の虫除けスプレーであるブッシュマンは一番ライトなやつでもディートが20%含まれており日本では強すぎで認可されていない。それどころかディート40%版、ディート80%版などが普通にスーパーで売っている恐ろしい国だ。最弱のディート20%版でもアリの行列に噴射すると即死全滅するので、プラスチックやガラスを溶かしてしまう40や80を体に塗るくらいなら虫に刺されていたほうがずっと体にいいとされる。
ブッシュマンに救われた翌朝、まだまだあちこちにいるムナジロセスジムシクイをかき分けつつカルカドンセスジムシクイだけを探す。あの辺の谷にいそうだ、と向かって行く途中に早速出てきた。
このペアも愛想が良さそうだぞ!!