例年ヨーク半島北部にあるアイアンレンジ国立公園に行く機会が一回ずつくらいはあったのだけど、コロナ禍でそんな訪問が止まって2年経ってしまった。そんな中で英語の野鳥ツアーのガイドとして1週間アイアンレンジに滞在することが予定されていたので、一回状況確認で下見に行っておこうか、と思うようになった。レンズも今年から600mmになったし。ただすでに10数回も行っているところなだけに、アイアンレンジの下見は二泊三日だけにして、ヨーク半島の先端(つまりオーストラリア最北端)への観光も兼ねるハーフアンドハーフ旅行にした。なので鳥に関しては現状確認程度でハイペースで進行。
アイアンレンジまではケアンズから片道二日かかるけど、ブログも一気にアイアンレンジについたところから始まる。真冬に相当するのでチャバラニワシドリはアズマヤにはいなかったが、宿の周りをうろうろしているのを見た。
アカガオインコは上空を通り過ぎる姿や、梢のてっぺんに止まっている姿を見ることが多いのだけど、今回は低めのところでも結構見られた。
オオウロコフウチョウも冬なのでダンスをしていない。この独特な換羽途中の若いオス。
ルリミツユビカワセミ。
Red-bodied Swallowtail。
Black-eyed_Plane。ヨーク半島固有種。急いでるという割になぜ蝶も撮っているかというと、野鳥ツアーでも目立つ虫は尋ねられるので全部押さえておく。
エリマキヒタキ。
ハイイロモズヒタキはあまりどの図鑑のイラストとも似ておらず、キアシオリーブヒタキなどとアイアンレンジでは混同されやすい。
ノコヘリカブトガメ。
今回の一番の収穫はメジロミツスイが近くで見られたことかもしれない。あまり低いポジションに降りてこないこの小さい鳥は、ミツスイというよりはトゲハシムシクイによく似ている。あるいはメジロとかにも。
SNS上でもメジロミツスイのまともな写真は滅多に見ないので、これは大当たりだった。