Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

Elseya stirlingi 観察ツアー

カミツキカブトガメ
以前紹介した新種カミツキカブトガメsp.のその後を紹介すると、まずCISRO(オーストラリア連邦自然科学機構)がサイトに到着。アメリカからの調査チームが到着。48匹がタギングされ(泳いで捕まえたそうな。狭い水域だからね)第一人者のジョンカーン氏によって、これまでのカミツキカブトガメE.Dentata sp.ではなく、新しい学名E.stirlingiが与えられる事に。今最もホットな亀だ。仮称North Jonston Snapping TurtleをK氏と見に行って来た(私有地であり、現時点では場所に関してはお答えできません)。タギングのため研究チームに追い回され捕まえられ少しおびえてしまったと聞いていたけど、ノコヘリカブトガメE.latisternumに混じって探すまでもなく発見。



ついでに清流には昼でもカモノハシもいっぱいいる。川幅10m以内、高低差ゼロのサイトなのでよく見える。これだけいると「なんだ、亀だと思ったらカモノハシか」って感じに。少なくとも5匹はいたような。別のポイントではマゲグビガメが3匹倒木の上に。でもすぐに飛び込まれてしまった。ウォータードラゴンの姿も。相変わらず恐ろしい程の豊かさだ。ちなみにこの私有地内では木登りカンガルーの調査も現在行なわれている。

食後も続き、ポッサムやハナナガバンディクート、スナイロワラビー、オオハダカオネズミ、コノハヤモリなどを見る。でも一番ヤバいのは…

これ!
壁チョロ系ではなく、地上性のゲッコーな事は分かるけどまだ同定できていない。宇宙人っぽい。足が長い。

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