Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ユリシス(オオルリアゲハ)

和名オオルリアゲハ。ユリシス、もしくはユリシーズとオーストラリアで呼ばれている蝶です。かなり大きく、鮮やかな色彩。南米のモルフォ蝶と並び、世界有数の美しさを誇ると言われる。
アクロバティックかつ高速で飛行する。日本人ツアーガイドが連呼している「一日に3回見られたら幸せが訪れる」という話は嘘ですよ。何しろ言い出したのは私ですから(笑)ごめんね。もう時効ね。
学名:Papilio ulysses
英名:Ulysses Butterfly



↑翅を閉じていると、地味な蝶である。が、その明滅が一層上面の青さを際立たせる。
もうとっくに最前線からは退いた管理人ですが、昔は他の会社のガイドがしょっちゅうwilツアーに偵察にきて(偽名の人もいた)、テープレコーダーとか持ち込んだり、所属先を隠したりして参加してきて、話の内容やネタを頂こうとすごい追いかけられた。それで、冗談で両脇の人へ言った話も知らない間にどんどんコピーされ、みんながしゃべるようになってしまった。英名や学名でユリシス(オオルリアゲハ)検索してみるといい。3回見ると幸せになれる、という話しを見つける事は困難だ。ほぼ日本人の間だけで語り継がれている事がわかる。



さなぎ。
ユリシス(オオルリアゲハ)の食草のユオディアは12月頃に開花。ユリシス(オオルリアゲハ)以外にもクレナイミツスイやキホオコバシミツスイ、コゲチャミツスイ、ゴシキセイガイインコ、コセイガイインコ、ミドリキンイロコガネ、カザリハナムグリなどありとあらゆる蜜食の生き物を集める素晴らしい木。


愛用のオーストラリアを代表するチョウ図鑑。とりあえず、これさえあればよほどマニアックな場合や職業として使わない限りは必要ない。製本もしっかりしており、印刷も奇麗。

Exit mobile version