Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オオフクロネコ

オオフクロネコかつてはオーストラリア中に分布していたとも言われるオオフクロネコ。可愛い瞳と牙のギャップが凄い。現在では東海岸中南部に残っているのに加えて、例外的にケアンズの西アサートン高原の一部山岳地帯で生き残っている。数が減って来ている肉食系有袋類の一種。オウムやフクロギツネ(ポッサム)やバンディクートまで食べる。独立種とする事があまり無くなってきているディンゴを別とすれば、オーストラリア在来種としてはオオフクロネコが最大の肉食ほ乳類となる。

学名:Dasyurus maculatus
英名:Spot-tailed Quoll
和名:オオフクロネコ

ところでオオフクロネコは日本語の情報媒体ではよくクオールと紹介されている。クオールというのは英名をローマ字読みしたものなんだろうけど、Quollは何種類もいるので紛らわしい。また、動物によって和名での紹介だったり(カモノハシ、ワライカワセミ、エリマキトカゲとか)はたまた英名のローマ字読みで紹介(クオールとかポッサム、ユリシス、ロリキートなど)、さらに愛称で紹介(フルーツバット、コカトゥーとか)、皆さんできればこれから和名なら和名、英名なら英名で統一しませんか?

(以下、以前は様々なホームページにおける誤解の具体例を挙げていましたが数年経つうちにリンク切れが多発してきて管理が面倒なので、具体例は削除しました)

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