Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

【野生のミカヅキインコ】アデレード発メルボルン行き探鳥記 15

野生ミカヅキインコの群れ
ミカヅキインコを野生で観察することは苦労するかもしれない、と思っていたけど偵察的に日没前に出かけたポイントで採餌する群に会えた。まったくクレヨンのような鳥だ。


話しはその日の昼までさかのぼる。

数日ブッシュキャンプ(キャンプ場ではないところでのキャンプのこと)が続いた後にこういう普通の宿に泊まると快適で便利で涙がでる。飲料水があること、充電が出来ること、お湯が出ること、冷蔵庫があること…コインランドリー(無料)などもはや感動的ですらある。

皆でしばし文明を満喫していたら急に空模様が一転、局地的な大嵐となって停電…。なぜいつも旅先で嵐が起き、毎回停電に見舞われるのか?

嵐が収まったのはもう日没も近くなってから。まだ降っている。道路看板にもなる希少種ミカヅキインコ探しの様子見くらいの気分で出かけたら幸運にも


飛んでたり!

降りてたり。ミカヅキインコは年々野生で観察することが難しくなってきていると聞くがいきなりこんな簡単に大集団とは。


依然として停電している宿を出て、数日ぶりに乾物でない食事をしようと宿でお勧めを聞いてレストランへ繰り出した。オーストラリア産和牛ステーキはこんな田舎町まで普及。ジューシーで最高だった!

とてつもない豪雨の中も、皆でギャーギャーいいながら宿まで帰った。

独りならむすっとしているところだ。

楽しい旅が続く。

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