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【亜種、亜種、亜種、、、】パース探鳥記4

クロオウムの看板

パース周辺部には黒色オウムが3種生息している。キミミクロオウムは絶滅危惧種であり、この看板以外にもこの先も何度かオウム保護の看板を見かけた。




オウムに引きちぎられた街路樹の枝葉。


クルマサカオウムの好物Citrullus(パース周辺にはクルマサカオウムはいないが)


オーストラリア全国に分布するアカオクロオウムだけど、これはオーストラリア南西部の亜種nasoだ。外見上はそれといった違いは無いように見える。


ハチマキミツスイの巣立ちヒナ。このハチマキミツスイもオーストラリア南西部亜種chloropsisで、亜種chloropsisは別種とする事もありその場合の和名はニシハチマキミツスイ。


ムラサキオーストラリアムシクイもアデレードやメルボルンのとは異なりオーストラリア西部亜種splendens。雄だが、生殖羽ではない。


こちらは亜種splendensの雌。


サンショクヒタキも亜種が異なりオーストラリア南西部亜種campbelli…。


マキエゴシキインコも異なりオーストラリア南西部固有亜種semitorquatus…。
って固有亜種が多い!今日はまるで南西部亜種の品評会になった。この地域の固有亜種は差異が目立っているものだけで20種にも及ぶ。以前紹介したセイケイもその1つ。


これは正真正銘固有種のニシキリハシミツスイ。


大きなユーカリを見上げる


歴史ある宿に泊まった。人口160万人の大都市パースから一路離れて南下を続ける。

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