Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ジョージタウン二日間 その1

ジョージタウン付近もっと早くいくつもりだったのに仕事などで流れに流れてようやく実現した内陸の小さな街ジョージタウンへの小旅行。ジョージタウンはケアンズから車で400km程度の乾燥帯にある。オーストラリア内陸部の鳥が見られる所としては一応一番近く、往復800kmを日帰りするような猛者もいるとかいないとか。
今回もchiemomoさんと一緒。われわれは夜中の2時にケアンズを出撃。ギリスハイウェイを登り、ミラミラ峠を上りインノット温泉を通過しすごい事にノンストップでジョージタウンまで400kmを激走。私は3時間、chiemomoさんに至ってはほとんど前夜寝ていないという状況を考えると呆れますね。給油を済ませすぐに町外れにバードウォッチングへ。


暑い地域の早朝の水場なので、クロオビミツスイやノドアカムジミツスイ、キボシホウセキドリなどが狂ったように動き回っている。ノドアカムジミツスイはライファー。ここまで運転して来てよかった。
ちゃんと名前の通り喉が赤い奴も探せばいるが。

真っ白な奴が圧倒的に多い。

クロオビミツスイ

クロオビミツスイの若い奴。

コシアカショウビンは今年よく見る。

アカオクロオウムが飛び…

キイロコバシミツスイが歌う。

近年ケアンズには見られなくなっていたナンキンオシなんかも確認。

キンセイチョウもケアンズ周辺で見ようとするとけっこう大変なのにいっぱいいる。
いやー遠征はやはり楽しい。ケアンズ周辺の野鳥を一通り見てしまってから、バードウォッチングに対する新鮮な喜びを忘れている気がする。どこに何がいるか分かっているし、仕事がらみだったりで新しい驚きが無くなって来ていた(それでも十分楽しいんだけど)それが、遠征となると「え、何今の?」とか新鮮でいいものだ。
一回りして戻るとchiemomoさんが「向こうのフェンスの方にキンカチョウがいっぱいいましたよ」というので「じゃあ、それを撮って来てからご飯にしようかな」とスキップで出かけた。
【続く】
【2010年8月追記】車が壊れたり、うろうろして道に迷うと生命に関わる地域です。携帯は圏外です。ファーストエイド、何日か分の飲料水、無線、3G携帯電話、GPS、万が一の時迎えにきてくれるような知人なども必要です。英語が不自由無いのは大前提です。普通のレンタカーは未舗装道路の走行を認めていない事も注意。

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