アデレード市内：カンガルー島旅行記

（二日目）朝起きるとアデレードは寒い！ケアンズに慣れ親しんだ体が引き締まる気がした。今日は昼前の便でカンガルー島に移動するので、午前中少し開いている。とりあえず荷物をフロントで預かってもらい、通りに出てみた。
さて、何の土地勘も予習も地図もないのでどこをどう歩いたらいいやら。見回すと、遠くにHILTONホテルが見えたので、逆方向に進めば町から離れるだろう程度の考えで歩き出した。なんだか、各家に塀があるのが新鮮。漆喰塗りの建物も、からまっているツタ植物も。同じ国でも町並みはこれほどまでに違う。
　少し歩くと、幹線道路を隔てて公園らしきものが見えて来た。あまり時間もないのでそこへ入って行くと写真のタテガミガン♂がいた。

すぐそばには♀。

そしてヒナ達。

公園の池には群れが泳いでいた。クロガオミツスイとカササギフエガラスがとても多い。

ゴシキセイガイインコに混じってジャコウインコも発見（写真）。ちょうど真上だったのでうまく撮れず。

なんか見た事ないインコが飛び回っているなぁと思ったら、アデレードアカクサインコだった。これはご当地として見たかったので嬉しい。



写真の３枚は全て同じ個体（結構追っかけた）かわいいなぁ?。と見とれていたらまた見慣れないインコの影が視界の端に。。

ビセイインコ。行き当たりばったりの散歩でこれだけ見られれば十分満足。時間もないので空港までタクシーで移動。宿からは15分くらい。ヒドい部屋だったけど、こう考えるとなかなかいい場所にあった気がする。

　REX航空は、アデレードとカンガルー島をわずか20分で結んでいる。フェリーで行く方が一般的みたいだけど料金もそんなに変わらないので飛行機にした。予想通りと言うか、搭乗手続きも名簿を見て蛍光ペンでチェックしてたり、タラップじゃなくて滑走路を歩いて機体まで移動だったり、機体のドアは内側からひっぱって閉めたりと面白かった。わずか１０人程を乗せたプロペラ機は、このまま離陸せずに走って島まで行くのかしらと思う程長い助走の末、よっこらしょっと浮かび上がった。目的の地はもうすぐだ。

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