内陸部へ入るとハトの代わりにモモイロインコがいる。こうしてよく地面で餌をとっているうえ、大きさがあるのでよく見える。セキセイインコやオカメインコがこういった草原に降り立つと、背が低いので埋もれて見えなくなってしまうのだ。
そのうえ、モモイロインコはあまり人を気にしない。
エミューは広々した平原がよく似合う。こういった猛烈な熱さの内陸で生きる鳥が、北海道エミュー牧場などで冬を越せる事がすごい。
セントラルネッテッドドラゴンが普通に道路に。All Aboutの知る人ぞ知る名物爬虫類ガイド星野さんが『これほど魅力的なトカゲとは』『名前だけは聞いたことがあったのですが、こんなにキレイなアガマだとは』『ここ(アリススプリングスの爬虫類展示センター)で一番感動した』と絶賛する種類。アスファルトの上、熱くないのだろうか。目玉焼きなんて一瞬で出来そうな温度なのに。
モモイロインコが吐き戻し給餌をしている図。
野生のモモイロインコの群れを観察した事がある人は、「ゼーハゼーハゼーハ…」という苦しむような声の記憶が無いだろうか。それはモモイロインコの子供が親に餌をねだるときの声。もはや体の大きさ何て親と少しも変わらないのに甘えん坊な子である。親は多くの場合「ゼーハゼーハゼーハ…」を最初無視するが、10分くらい続けられると陥落するようだ。
シャッター音に反応して「なんだ?」と見下ろしたモモイロインコの子供。あどけない!可愛いすぎ!
【続く】