タスマニアツアーの後再びシドニーへ舞い戻ってきた。ツアーのときはガイドに専念する為写真は撮らない。写真なしで鳥見記はちょっと厳しいけどシドニーは休暇なので旅行記がある。
さてサイクロンが持ち込んだという湿った空気で秋なのにシドニーの気温30度以上。ぐったり暑い。タスマニアでおかしくした体調はまだ完治せず。夜にシドニーに着いて、一晩寝るだけだし空港から歩いていける宿に泊まった。
二重に予約されていた。チェックインしようとしたら鍵がふた部屋分でてきて、その分が既にクレジットカードに請求されているという。そういえばオンラインで「タブを閉じてください」というエラーメッセージがでたのでやり直した気がする。「オンラインの操作は結果どうなろうとあなたの責任だ。われわれには何の関係もない」というホテル側の3人の言い分を断固として拒否。一部屋分を払い戻させた。が、いい気分な訳は無い。
レンタカー屋に行くと、聞いていた返却期限(16時)と実際に説明された返却時間(14時)が違う。二時間も早く返せと。実は家を出る前からそのことは気がついていたのだけど代理店を通じて手配したので、特約か何かだろうと思っていたら「14時で間違いない。」と言い張る。こちらも午後四時返却として予約確認書が来ている以上譲らない。責任者を呼び、代理店を呼び出し、全員が「単純なタイプミスだ、14時返却以外の設定は一切無い。ありえない」と言うのを断固として拒否。単なる間違いです、なんて言い訳は私には通用しない。「No」を貫ききって16時返却を認めさせ、書面に書かせた。今頃シドニー界隈では「日本人も結構うるさいのがいる」と噂になっているだろう。
ぐったりするスタートで国立公園へ移動。鳥はいろいろいるけどケアンズと変わらない面々がほとんどなのであまりモチベーションは高くない。まぁ目についたやつを中心にのんびりと。
オーストラリアコジュウカラ。ケアンズ周辺のとは別亜種。別種とする事もある。
ヒメヨシゴイは収穫だった。
あまり見る事の無い、完全無警戒の後ろ姿。さすが人に慣れている。500万都市シドニーから車ですぐ、週末ともなれば大変な人出らしくバーベキュー場の確保には夜明け前スタンバイが基本と聞いた。各地に点在している駐車場は相当な数になるけど、コレが全部埋まるとは。平日で良かった。
キバタンやワライカワセミはこんな感じでめちゃくちゃ近く、
もっというとこんな感じ。
今後のキャンプ生活に備えて午後は食料の買い出しなど。エスティマを改造した簡易キャンピングカーだからベッドと小さな冷蔵庫、布団、カセットコンロが付いている。それだけで家から持っていく道具は劇的に減る。
夜の生き物探しができる場所、ということで選んだキャンプ地だったのだけど体調も思わしくなくミナミワタリガラスをからかいつつおとなしく就寝。夜間出歩いたりはしなかった。面白いことと言えば、ハヤブサがテーブルの上のハムを奪いにきたくらいだ。あの速度で手元に突っ込まれると指とかすっぱり切れかねない。
ハヤブサ、なつくのかなぁ。