Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

【セグロモズガラス】アイアンレンジ旅行記1

ケープヨークへの道

この12ヶ月の間だけで4回目となるアイアンレンジへの旅行。ケアンズEye!内ではすっかりお馴染みになってきて、友人知人達から「連れていって」とよく言われる結果なのだけどそこはオーストラリア4大秘境ルートの一角、不運ならしばらく帰って来れなくなるとかの可能性がある地域な事を忘れないように伝えなければならない。来年にはワイバードのMさんとTさんからの予約が…。




まぁ普通の車なんて流石に走ってないけどね。
今回は季節外れの雨、それも霧雨のような変な雨が初日から降り続いた。数カ所の川渡りがあるので川の水位が気になりつつ北上する。


キャンプ地ではヨーク半島の固有種セグロモズガラスが居着いていた。これは簡単に撮れる。キビタイヒスイインコも見つけたけど見つけたと同時に雨が激しくなり、帰り道にまた通るのでその時にということでスルー。アカオオタカは「もし帰りにヒマだったら探す」という、聞く人によっては激怒しそうな事を言ってスルー。


もうもうと立ち上る土煙で看板や道路脇は赤く染まる。ヤシオウムが待つアイアンレンジまであと110km。心配した程水位は上がっていないけど何本もの橋の無い川を車で突破(経験の無い人がたどり着ける土地ではありません)。
無事アイアンレンジ入り。
しとしと降る雨の合間を縫ってまず出かけた先はオオハナインコの暮らす木。なんか様子がこれまでと違うぞ?と思っていたら



穴で暮らしていたのはヒナぴーだった!(親は隣室に居た)知る限りオオハナインコのヒナの自然な状態の写真はまだ見た事が無いので貴重な1枚。ほぼ人などいない秘境とはいえ、もし子育てに影響が出たらよくないねという事でこの木はこれくらいにする事にして広大なアイアンレンジ国立公園に散らばるその他のオオハナインコの木数本を見て回る。


毎度こんにちは…。
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