いつものオオハナインコが子育て中と分かったので他のオオハナインコの木を見て回る。彼女らはほぼ年間通じて樹の中で過ごしているのであって、営巣しているというのとは違う。
別の木。普段はこうして顔を出している訳ではないけど、車の音などを察知して様子を見に来る。
別の木。どうみたって300m位離れているのに人間が珍しいこともあって樹洞から出た二羽。有名な(今は亡き)『密猟者の木』のようにこうして一本の大木に幾つものオオハナインコの雌が暮らしている事もある。
池のほとりではアカガエルの仲間を見た。ケープヨークではよく見かける種類。
わーぷーと太い声で鳴くワープーアオバト。
ケープヨーク周辺は東側も西側も豊かな漁場として知られる。少し沖合では常にエビ漁船が操業しているし、漁船からゴムボートで集落に水揚げされるのでエビはめちゃくちゃ美味しい。
大陸の果てに夕焼けが訪れる。優しく打ち寄せる波の音と心地よい微風。素晴らしい食事。隔離感。豊富な野鳥達。これ以上は望まない。
夜が来て、部屋の灯りに何か飛んできたので手で軽くはたき落としたら見た事が無いカミキリムシ。そのまま動かなくなってしまい「(ネイチャーガイドが)ころした」「ころした」と責められたけど気がつかないうちにどこかにいなくなっていた。
そういった昆虫を狙ってかパプアガマグチヨタカも飛んできた。