Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

【ドライアンドラ】パース探鳥記5

クロカンガルー←クロカンガルーは日中でもよく見られる。
一部の自然好きには知られているドライアンドラ保護区にやって来た。ここはかつてこの地域を覆っていた広大な森林がほとんど農地として開発されてしまい、残存している森林の中では一番規模の大きな場所という事になる。フクロアリクイをはじめとして哺乳類が多数生息している事で知られ国立公園になっていてもおかしくないのに未だに保護区どまりなのは、やはりその価値というのがあまりにもネガティブな経緯で形作られたからだろうか?


ついて早々に森でペリットを見つけた。爪などが見える。食べられたのはポッサムではないだろうか。周辺でニシキバラヒタキが鳴いていたけど姿を見る事が出来なかった。


フェンスを飛び超えようとして足を挟み、そのまま身動きできず衰弱死したカンガルーの骨格(一部ミイラ化)。こういう死に方だけはしたくないと願う。オーストラリアではフェンスに野生動物が捕われる事は大きな問題になっている。特に有刺鉄線。




ドライアンドラに来る途中に途中珍しい光景を見た。ヘリコプターが降下してきて器用にトラックの上に着陸、そこで給油を受けて


直ぐに離陸。オーストラリア的な移動ガソリンスタンドか?なんか人影が見えるが?


別の保護区のシンボルに使われているのは再びクロオウム達。
鳥の方はというと、オーストラリア南西部の鳥であるチャバラキノボリ。チャバラ、というか胴体全体が朱色。この時は喜んだのだけど、後日うじゃうじゃいる場所を見つけてしまい株が下がった。




ワカナインコの群れが道端から飛び出した。これはその中の一羽。瞳が大きくかわいい。


事前に最も見てみたいと言われていたユーカリインコ。全身が児童画のような派手な配色で確かにインコ好きにとってはパース探鳥のハイライトの1つになりうる。


「だいぶ陽も傾いた」と言うクロカンガルー。
予定には無かったのだけど、ここら辺には夜行性動物が色々いそうなので一度宿に戻り、夜の動物探しに備えて少し寝る。

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