Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ダーウィン&カカドゥ11(イリエワニの楽園)

イリエワニ

古典映画クロコダイルダンディーシリーズではあちこちでワニが出て来て人を襲い、「オーストラリアというのは野蛮で恐ろしいところだ」という印象を世界に残した。クロコダイルダンディーの舞台はもちろんここカカドゥを始めとする北部準州のそのまた北部。ワニは事実そこら中にいる。「人口とワニの数はだいたい同じ位」なんていう表現もある。




ボートとすれ違ったり並走しているのも普通。2時間乗っている間に30匹とか見るからな…。


大量のワニが潜むサウスアリゲーター川。こんな所でレンズを振り回すのは気分がいい事ではないだろうか?
写真は館内避難図である。ここでは世界的ホテルチェーンのホリデイインホテルですら建物がワニの形をしている。せっかくだけど、上空から見ないと実感がない。




ナマズか何かに襲いかかったイリエワニの瞬間を目撃。


鳥を食べる事も少なくない。ムナジロクロサギはイリエワニの動きをかなり警戒していた。
ところで、実在する元祖クロコダイルハンターでクロコダイルダンディーのモデルでもある伝説的人物マルコムダグラスが2年前事故死していたのを最近になって知った。自分のワニ園で自分の車と木に挟まれて死亡し、翌朝発見されるというあまりに信じられない最後。私は二年前までテレビを持っていなかったからニュースを見落したらしい。




夜行性のハシブトゴイが積極的に日中活動しているのを初めて見た。


初めてと言えば、夏羽になりかけているクロハラアジサシもケアンズでは見ることはない。


オオサンショウモの上のトサカレンカク。そろそろ日も傾いて来て


シロハラウミワシと夕暮れ。


夕焼けに飛ぶブロンズトキ
カカドゥ国立公園の夕陽。オーストラリア各地の自然を旅して、夕陽や野生動物を眺める暮らしはいろいろ楽ではないが、自由で気に入っている。
管理人はケアンズを拠点に豪全国でバードウォッチングのガイド業を営んでいます。お気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ


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