Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アデレード発メルボルン行き探鳥記13【ハナガサインコやオカメインコ】

ハナガサインコペア
ハナガサインコはオーストラリアのインコの中でも変わった配色をしている鳥。英語名のBlue Bonnetがよく知られている内陸のインコで独特の青、赤、黄色、茶色の色合い。



まあブルーボネットというと愛知県の人に取っては名古屋港の素敵なフラワーガーデン施設を連想するだろうし、アメリカの青い花の話かと思うかもしれない。もうちょっと近づけそうだったけど、ちょうどトラクターが轟音とともにやって来て飛ばされてしまった。小群が梢をウロウロしていた。

ほとんど同じ場所で、やはり枯れ木にカモフラージュしつつ休憩するオカメインコの群れも居た。

その後しばらくすると枯れ木から降りてきて畑のような所で餌をとっている姿を観察。

こちらがちょっと動くと、休憩中の全員の視線が集まる。

カオジロムシクイやビセイインコも、オカメインコの群れに加わってえさを探していた。

ビセイインコのペア。微妙な距離感。
モモイロインコはケアンズ周辺以外どこにいっても多い。
以前こちらの英語の先生に聞いた話で、何十年も前ならうるさい子供をしかる表現として「あんたはモモイロインコか!(静かにしろ)」というのが使われていたそうだが。ついでに、いろいろなものを収集してモノに囲まれている人に対して「あなたはニワシドリみたいね」とかも昔はあったって。
そういった表現が消えてきたのはオーストラリアでも野鳥が人間の周囲から物理的にも精神的にも離れ始めているのだろうか?


アカビタイサンショクヒタキ若鳥が奇麗な場所にとまっていたので1枚。

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