Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

【アオムネオーストラリアムシクイ】パース探鳥記7

チャバラキノボリ夜はセーターを着ても震えるほど寒いのに日中は半袖でも暑い。歩き回るのは午前中の早い時間に限る。チャバラキノボリをよく見かけた。光の溢れる美しい森だった。




オーストラリア各地に散らばる美麗種、オーストラリアムシクイグループのなかでこの地域にいるのはアオムネオーストラリアムシクイ。雌。

時期が合わなかったのか完全な繁殖羽の♂を見なかった。こんなボサボサのとか

せいぜいこんなのとか。数ペアを見てだめだったので諦めた。以前タスマニアに二度目に行った時、ルリオーストラリアムシクイを見つけてもみつけても(多分百羽以上)一羽も立派な雄はいなかった事もある。

他の小鳥の写真を撮っていると様子をチェックしにキボシホウセキドリが近づいてきた。L9-11.5cmという恐ろしく小さな鳥だけどこれはノートリ。キボシホウセキドリも普段ケアンズで見ている東部の黒い部分が広い亜種uropygialisとは違う亜種substriatusになる。


山火事警戒用に立てられた櫓の遺構だそうだ。木の成長とともにどんどん高く登っていく。
熱帯からやって来た私には、奇妙な植物が多数見られる。パースをはじめとするオーストラリア南西部は春から初夏に咲き誇る花で知られる地域だけに一度はその花シーズンに再訪したいような、でも非常に混雑するだろうから避けたいような。



秋口くらいに来た訳だけどそれでも色々咲いて入る。


ドライアンドラという保護区や地域の語源でもあるドライアンドラの花。


ムナフコバシミツスイはメルボルンやアデレードなどで見られるのと同じ亜種。

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