Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

9回目のパース その8(ウスアオオーストラリアムシクイ)

イワクサインコ
頭部の青い鉢巻き以外はイワクサインコはほとんど草のような色をしていて、しかも地面でほとんどの時間を過ごしている。足元から急に飛び立つことが多いのはこちらが気がつけていないから。
西オーストラリア州南部は春から夏にかけてあちこちで大規模に咲き誇る野草で世界的に知られる。美しい野原と快適な気候にたくさんの綺麗な小鳥。パースでの探鳥は病みつきになる。


イワクサインコの「イワ(岩)」とは、彼らが波飛沫がかかるような岩礁や断崖など海スレスレに暮らしているところから来ており、英語でもロック・パロットという。今回の写真はみんな原っぱで撮ったものだけど。


オーストラリア北部のマングローブヒタキのそっくりさん、シロハラヒタキはパース周辺の固有種の一つ。捕まえた餌は…サソリ?ハサミムシ?


灯台は現代ではもう役割を終えて史跡のようなものという気もするけど、この日は大規模な電気工事をしていた。つまりまだまだ使っているということだ。


一体何者だ、と一瞬思ったニシマミジロヤブムシクイ。

東海岸側にいるマミジロヤブムシクイの南海岸版ですね。


ウスアオオーストラリアムシクイが飛び出してきた!


オーストラリアムシクイ類の尾とは、なんでここまで直立しているんだろう?

真正面から見ると時計の長針みたいだな…

ウスアオオーストラリアムシクイは十分撮ったので、ハジロ、ムナグロ、ムラサキ、ウスアオとオーストラリアムシクイ類4種類が完了して残すはアオムネオーストラリアムシクイだけになった。アオムネは見られる場所が限られるので、最後の二日間での挑戦になる。こうやって順調にリクエスト種を消化している時はガイド冥利に尽きる。

Exit mobile version