Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

9回目のパース その3(子育てラッシュ)

ハジロオーストラリアムシクイ メスタイプ
尾羽がなくなってしまっているハジロオーストラリアムシクイの幼鳥。各所にうっすら見える青い羽の気配は、この子がオスであることを示唆している。ちなみに私は四日目になってもまだカメラがRAWではなくjpegに設定されていることに気がついていません。


パースではゴシキセイガイインコはあのワライカワセミとともに東海岸側からの人為的移入種となる。なんだか尾が長いような気も?


今回の主要ターゲットその2であるムラサキオーストラリアムシクイにもすぐ会えた。午前中にハジロオーストラリアムシクイとムナグロオーストラリアムシクイを終え、午後にムラサキオーストラリアムシクイを終えてしまったことになる。ナマで見ると本当にとんでもない色艶をしている野鳥であり、ムラサキオーストラリアムシクイがいると周囲が光って見える。


ヒジリショウビンもいた。


ハシブトゴイ若鳥。


パースではヨコフリオウギヒタキも子育て中だった。


ノドグロカイツブリも子育て中。彼らはケアンズ周辺でも普通種だけど繁殖はしていないので雛を見るのは新鮮。


カンムリカイツブリも繁殖中だった。彼らはケアンズ周辺でも普通種だけど繁殖はしていないので雛を見るのは新鮮。


サザナミオオハシガモも繁殖中だった。彼らはケアンズ周辺でも普通種だけど(以下同文)。


パースは中心部は大都会だけど、30分も離れないうちに田舎になるのがいい。春先に一面に咲く野草の海で世界的に有名なこの地方は、多少季節がずれてもたくさんの花が咲いていて空も広く開放感がある。それでいて鳥の出もいいので、ケアンズの次くらいに訪問をお勧めする。他にはブリスベンやタスマニア、ヨーク半島が続く。

今回借りたのは新しいランドクルーザープラドだった。普通オーストラリアのレンタカーでは宣伝されている車種より微妙に格下の車種が出てくるのが圧倒的に多いパターンで、例えばカローラ同等クラスと書かれていればほとんどの場合ヒュンダイが出てくるし、エックストレイル同等クラスと書かれていればラブ4に、ハイエース同等クラスとなっていればimaxになってしまうのが普通。ところが今回はパジェロ同等クラスと書かれてたのに明らかに格上のプラドが貸し出されハッピー。

しかも私が所有しているプラドより年式が新しいため性能が良い。色々改造して重くなってしまっているとはいえ満タンで1150km走行くらいの私のプラドに対し、この新型は驚くべきことに満タンで毎回1600km以上を走り感動した。給油のたびに500kmも走行距離で差がつくなんて。2台目の四駆を保有するアイデアは半年ほど前から温めていて中古のプラドかはたまたランクル200か…と考えていたけど、もしそれをやるなら新型プラドでということで一気に決まった。結局プラドは弱点がない。人間も7人乗れるし乗り心地はいいし、極限の悪路以外は問題ないし日常遣いにも適して荷物もまあまあのるし燃費もいい。不要になれば、こちらでは買った時とそう変わらない値段で売れるし。

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