Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

9回目のパース その12(フクロアリクイ)

アオムネオーストラリアムシクイのメス
オーストラリアムシクイ類5種類の撮影という目標を達成し、あと一日あるので写真の改善やサブ目標のサンショクヒタキやアカビタイサンショクヒタキを狙いつつ動き回る。写真はアオムネオーストラリアムシクイのメス。ワカナインコがヒラヒラしていて、なかなか近づけないので行ったり来たりしていた時のこと…。

希少種かつ超人気種のフクロアリクイが一家で道路で遊んでいるという奇跡が舞い降りた!!!!

いいですか、フクロアリクイは過去8回来ている私でも見たことはあっても公開できるような写真なんて一枚もないような難攻不落の哺乳類だぞ。

西オーストラリア州の動物エンブレムにもなっている超人気動物。

やっぱり何回も来てるといいことあるよな。ちなみに私のカメラはトランクに入っているので、運転席から降りてトランクまで行ってカメラを引っ張り出してという手間を踏んでもこれだけ撮れるくらいには道路上でのんびり遊んでいたこの一家。

一列になって撤収(笑)。これをもう一回やれと言われても無理なのでリクエストしないように。私はオーストラリア中の動物系SNSをフォローしているけど、こんなの一度も見たことがないシーン。

フクロアリクイの劇的な登場により、それまでの主要ターゲットのアオムネオーストラリアムシクイのマークが適当になると近くに出てくるという展開はよくある。あまり殺気立ってもよくない。


チャガシラハチマキミツスイは昔から好きな一種。


キアシアンテキヌスはケアンズの方にいるやつの別亜種だけど、アボリジニ語が地名や動物名に強く残るパース周辺ではMardoという名前で親しまれている。ということで私もそれに倣ってMardoと呼ぶ。


あとは本当にアカビタイサンショクヒタキだけだな、という状況でサンショクヒタキを道端に見つけ、それとか写真のオジロオリーブヒタキ、ミツスイなどの賑やかな混群と遊んでいるうちにトイレに行きたくなった。ちょっと失礼、と薮に少し入っていくとそこに


アカビタイサンショクヒタキがいた(本当だって!)。

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