Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

7回目のメルボルン探鳥 前編

ケアンズ空港上空ざっと思い出せるだけで7回目のメルボルン周辺での探鳥。いつものように荷物をまとめ、ケアンズ空港を離陸した。

飛行機で3時間かかるメルボルンは外国と呼んでも全然差し支えない。今回は個人的に知人を案内するためのメルボルンで、個人旅行と違って写真もほとんど撮っていないので前編後編のみのエクスプレス報告で終える予定。

行きの機内は野鳥の復習(主に鳴き声)、帰りの機内は撮影した写真の中の不要なものの削除と過ごし方を決めている。


オーストラリアは南北に2分割したとしてもなお世界10番目の国土を持つ大国であり、この国をバードウォッチングでくまなくカバーすることにかかる時間と金額は日本の比ではない。右上のクィーンズランド州の中に日本など5つも収納されてしまう。オーストラリア領の辺境の島々は老後の楽しみにとっておこう。別に体力が落ちてからでもできそうだし。(金額は最寄りの街からの値段)


いつも前を通るたびに「凄いな」と思っていたセークレッドハート大聖堂。ちょっと覗いてみたいという事になったので喜んで。まるでユーロップじゃないか!


うぉー凄いな。歴史的建物観光はすぐ飽きるというが、たまに挟むのは新鮮でいい。




探鳥二日目。急に秋の色が濃くなってしまう中でミナミコワタリガラスの群れ。


ジャコウインコが枯れ木にたくさんいてみんなで撮影。これだけいるなら私も撮っておくか、と車までカメラを取りに戻ったらもう最後の2羽になっていましたとさ。ガイドあるある。


ケアンズにいる亜種とは別のキリハシミツスイ。夕暮れ間近のこの公園は今回大ヒットだった。私は忙しくて写真もほとんど撮っていないが。


サザンコアラとかな。メルボルン郊外では50%の確率でサザンコアラに出くわしている。
オーストラリアカタバミ。


ツーランギの谷はまるでタスマニアのよう。昼はコトドリ、ナイトツアーではオーストラリアアオバズク、ウォンバットやフクロムササビ、コミミフクロギツネなど。




ネッタイではない元祖アカクサインコ。基亜種。


オグロワラビーはBlack Wallabyとも、Swamp Wallabyとも、Black-tailed Wallabyとも知られている。この公園でなんか「パリパリ」と音がし続けているので「なんの音だろう?」と裏に回って見るとそこには!


なんと野生のアカサカオウムの群れが!!


ズミの身を食べるのに夢中で人間を気にしていないアカサカオウム達。私はアカサカオウムは相性が良く探していないときにもよく見かける。

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