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アデレード発メルボルン行き探鳥記7【夕焼けとクルマサカオウム】

野生のキバタンとアカビタイムジオウム

テント場の周囲は各種オウムだらけだと書いたけど1つは食べ物が豊富なためのよう。スクラブパインには常に何かしらが来ていた。キバタンとアカビタイムジオウムtのサイズの違いがよくわかる。それにしてもキバタンというのは


激しく逆立ってみたり




群がってみたり(全員の左足に注目)なんか笑えますね。鳥にもそういったキャラがあるように思えてならない。


キクサインコが羽繕いしているところ。奇麗なブルー。


すごく悪そうなオオツチスドリ。一見カラスの仲間のようだけど実はカラスとは関係ない。


ワライカワセミ、アオバネワライカワセミもオウムに混じって樹洞で営巣していた。


さて、ここは植生再生中の場所。仕事柄いろんな写真が必要になるのでこう言った場所も記録しておこうと二日ぶりくらいにカメラから望遠レンズを外して広角レンズに付け替えてこれを撮影。この直後!
クルマサカオウムが遠くからまっすぐ私の方へ向かって二羽飛んできた!何でこんな時に限って…慌てて広角レンズを外して望遠レンズに戻そうとしたが

全然間に合わず、クルマサカオウムは頭上を悠々と飛び去っていった。その後30分以上「こんな最悪のタイミングってあるか!?何十時間ぶりに望遠レンズを外した瞬間にまっしぐらに飛んできたんだぞ、真上に!」「飛翔写真が正面から撮れた筈だった!」と仲間達にぼやき続けていた。クルマサカオウムは昨日からちらちら出ているが、依然としてちゃんと撮れていない。


でも美しい空を見ていると
血走った心は静まり




十分幸せな事に気がつく訳です


モモイロインコが夕陽の中を飛んでいく。


空気は澄み渡り


夕陽は空を染め


超多湿なケアンズとは全く異なる透明な夕暮れの変遷に


見とれて時間は過ぎていく。
オウム達の寝言が時折周囲から聞こえて来る中、テントの中で眠りに落ちていった。

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