ケツアールのような尾の長い鳥は写真のバランスを取るのが難しい。こうして尾をひねってくれてちょうど良い感じ。樹洞で抱卵している際も、長い尾だけは洞の外に出している。
年々簡単ではなくなってきているというコスタリカのケツアールは、今回三回の訪問全て見られ、全てで十分撮影できる程度の距離と回数で出会えた。
4月のツアーでは雄は現れず、メスだけアオボウシマイコドリが見られた。
寸詰まりで可愛い!カンムリヒラハシタイランチョウ。
少し前に放映された番組の影響で一番期待されていた?オナガセアオマイコドリ。雄とその弟子が二羽セットで観覧車のように回転しながら求愛する。求愛も結構見られた。
ただ、暗い森の中のためこうして制止しているときでないと私の旧式機材(手持ち)では手も足も出なかったけど雄がきっちり写っているだけで悔いは無い。
一般にマダラヤドクガエルと呼ばれているこの緑と黒の蛙には何種類か存在するか、地域によって変異があるのだと思う。模様の感じが時々異なっていた。
超小型フクロウであるアメリカスズメフクロウ。鳴き声で探す。背後の赤いモノはマンゴーで、鳥の小ささが分かるというものだ。
バーダーに囲まれ、ゴルゴ13のような表情に。
「死ぬまでに見たい世界の100の鳥」にも出ていたリスカッコウ。偶然、リスと一緒に見られた。
バシリスクも3種類目。ブラウンバシリスク。
渓流に生息するカトリタイランチョウ。コスタリカの渓流ではマスの養殖が盛んで、食事にはよくマスが出てくる。
同じ群れが今年はずっとロッジの裏山に滞在しているというマダラウズラ。素晴らしい鳥だった。
ケツアールと同じくアボカドを食べに来るキバシミドリチュウハシ。
ミソサザイ系もいろいろ見た。ハイムネモリミソサザイ。
以上で2015年に行った三回のコスタリカ編は完了。鳥の多さと写真の撮りやすさという点では私が知る中でNo.1の行き先。また2016年にも訪問できるのを今から楽しみにしている。
次回からは8月のダーウィン編をお届けします。