サイトアイコン 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アイアンレンジ旅行記ー3日目午前

昨夜の大騒ぎから一夜が空け、空が明るくなり始めた頃にテントから這い出る。お湯を沸かし、スープとパンで朝食にする。アイアンレンジはケアンズから1000km以上北にあり、赤道に近づく分多少暖かいのか半袖Tシャツの上からフリースを羽織るくらいで朝も夜も問題なかった。用心して、手袋やニットの帽子、マフラー、キルトのジャンパーをひとまとめにして”ザ防寒セット”として車に積んできたけど結局一度も使わず…。暖かいのは良い事だ。今日は周辺を歩いてみる予定。アイアンレンジはもっと乾いて開けたとこだと思っていたけど、実際は熱帯雨林であり見通しが悪い。枝葉が揺れた、と頑張って追いかけるとよくこいつでがっかりさせられる。妙にたくさんいた。
チャイロモズツグミ
チャイロモズツグミは「ホケキョ!」とかカケスのような「ジェー」、「ジッジッ」「キョロロ?」いろいろな声を出せるので見通しの悪い森で多数活動されると困る。


暫く歩いて行くと、樹のてっぺん辺りにオオウロコフウチョウが!これも外せないビッグネームだ。かなり高い所にいるのと、メスなのが残念だけど見られて良かった。さあどんどん行こう!
我々がキャンプをしているクックスハットキャンプエリアから600m離れた所にレインフォレストキャンピングエリアがある。そこへ進んで行くと林床でヤイロチョウのようなものが跳ね、「すわ!!アカハラヤイロチョウ!?」と思ったけど普段見るノドグロヤイロだった。よく考えれば渡ってきてる時期ではないし。
道は小川によって行き止まりになるけど、目を凝らすと対岸にかすかに続いているようにも見える。chiemomoさんは「このツタを使って向こう岸に渡れないかな」と樹冠から垂れ下がっているツタを引っ張ったりしてる。本当に何をしだすか分からない人だ。
結局少し上流に大きな丸太が上手い具合に倒れていて、その上を歩いて無事に対岸へ。しっかりしたゲートがあり、どうも昔の車用の道が現在は廃道となって森の中を進むトレイルになったようだ。オオハナインコの声が時々すれどもの凄い高い所を飛んでいる。写真が撮れなかったけどケープヨーク北部固有種のチャムネミツスイ、エリマキヒタキ、ヒメヤブムシクイを確認。特別鳥影が濃いわけではないけどなかなか面白い。


蝶が多い。私は特別な興味はないけれどchiemomoさんにつられて幾つか撮ってみた。








でもこの廃道、どこまで続くのだ?アイアンレンジのまともな地図は事前に見つからす(多分存在してない)キャンプ届けを出すレンジャーのところで手に入ると思ったけど何にもなく(届けも長い間回収すらされたない感じだったし)簡単なイラストマップみたいなのでカバーしているのでイマイチよく分からない。
ずーっと歩いて行くと、道にポンと出た。同じルートを引き返してもあれだから、キャンプエリアまで道路沿いに数キロを歩いて帰る。

お昼時で暑いし、さすがに道路沿いで生き物は少ないし、サンニッパレンズはそこそこ重いしもくもくと歩く。朝五時過ぎに起床し歩き続ける素晴らしく健康的な日。【続く】

モバイルバージョンを終了