Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アデレード発メルボルン行き探鳥記 2【セイキインコ、コダイマキエインコ】

テント場の周囲では早速いろいろ鳥がうごめいている。近所を散歩してアカビタイサンショクヒタキ、コシアカトゲハシムシクイ、ケミミミツスイ、そして超絶滅危惧種のシロハラクサムラドリ(Psophodes nigrogularis leucogaster)が3羽、4羽、5羽!でもこの時間はまだ暗過ぎてどの鳥もまともに撮れなんだ。…シロハラクサムラドリが。今回一緒に来てくれた人達はインコ/オウムファンだけどバードウォッチャ−とは違うので、非インコであまり粘るのも可哀想だ。まぁ初日の朝にいきなり出て来るくらいだからまたどこかで見るだろう。


(そして、その後見る機会は無かった…)
日が昇ってきたのでインコ狙いで水場に向かう途中でさっそくセイキインコのメス。尾が美しい。


アカカンガルー。ここはアカカンガルー(オーストラリア北部中部に分布)とクロカンガルー(南部に分布)が交わるエリアになる。それにしても見当もつかないような植物がいろいろと一面に咲いている。


コダイマキエインコも道端で。


セイキインコのペア。オスの色は凄い。
いくつもの亜種があるハイイロフエガラスの亜種melanoptera。いつ独立種にされても慌てないように亜種モノも全部撮っておくスタンス。



ケミミミツスイ。朝方は暗くてダメだったが昼はシャッター速度があるので動いていても写る。虹彩が青い。


移動中の車内からクリゴシウズラチメドリをゲット。ちょっとしたガレ場を見つけ出してちゃんといるものだと感心。ウズチ(ウズラチメドリの略)の仲間はオーストラリアのマニアに人気が高く、テンションの上がる鳥である。
こうしてケアンズとは大きく違う鳥相にはしゃぎながらあっという間に半日が過ぎていく。廻りには誰もいない。

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