2日目。気温はヒト桁代中盤でホッカイロを握りしめて出発。風もあったので耳当ても欲しい位の寒さだった。町外れでは子連れお父さんエミューが歩いていた。この地域はエミューが多く、また良く似合う。イネ科の植物が微かに様々な色に色づいてそれに太陽光が当たっている。普段住んでいるのがケアンズで仕事柄熱帯雨林には食傷気味な事もあるかもしれないが、アウトバックの自然の方が好きな事に気がついてきた。
そういえば初日にはドライブ中、有刺鉄線の下をかいくぐって走り去ったエミューがいたが、どうみても隙間は40cm程しか無くエミューはかなり柔軟な生き物のようだ。また最終日、道路に大きなモップのようなものが落ちていて、一旦通り過ぎた後に「今のは何だ?」とバックしたら轢かれたエミューだった。
こちらも名物、野生化したラクダの群れ。例年1-2頭なのに。
ちょっと具合の悪そうなアカビタイムジオウムが1羽道端に居た。群れの他の仲間が一生懸命に餌をとっている間も目を閉じてうつらうつら…。
10kmほど離れた所にある別のウォーターホールへ足を伸ばしてみると、赤カンガルーやモモイロインコ、アカビタイムジオウム、そして今年は何処へ行ってもキンカチョウの数が凄い。歩いたり車を走らせると、そこらへんの草むらの中からバッタのように無限に飛び出して来る。
別のウォーターホールで昼ご飯を食べていると、朝であった同じエミューお父さんがダイナミックにモップのように水浴び!
ヒナ達も続きます。
そして泳ぐ!
さっぱりして帰っていくエミュー一家。
あいかわらず楽しませてくれる内陸の自然。しかし、主役とも言えるセキセイインコは初日に町の近くで数十羽の群れを見たっきりで逆にこの2日間見当たらない。オカメインコも1羽もいない。午後はかなり大移動して探したのだが、いるのはモモイロインコとアカビタイムジオウム、キンカチョウ、クマドリバト、ヌマウズラ、ショウキバト、オジロオリーブヒタキなどだった。
で今晩だけ近隣のキャンプ場へ。キャンプする訳ではなく、常設のバンガローのようなところへ。一見トイレの如し…。
いつもボーリアで常宿のモーテルの女将さんの娘さんがこのキャンプ場の経営を担当し跡継ぎとして勉強中と言う事で、別々に予約したのだが全ていい意味で筒抜けで清算も一度にまとめて行なえた。
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしている他に、旅行代理店での勤務も長く、ご旅行の総合的な手配とガイドがワンストップで可能です。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ