サイトアイコン 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

17回目のマウントアイザ 前編

すでに速報済みの通り、17回目のマウントアイザ遠征を終え無事に野生のセキセイインコやオカメインコ、キンカチョウなどを見て帰ってきた。私は公式なツアー中はそもそもカメラを持っていないので手短なレポートのみ。
起床な青空
4月末の時点で今年に入ってから多いところでは5000mmを超える雨が降っているケアンズ周辺を脱出できることは嬉しい。2024年になってからたった10日しか晴れておらず残りの110日は雨が降っているという、バカじゃないの?という異常気象が3年続いているため、道中乾いた地面と青い空を見るだけで感激して写真を撮ったりしている。ドライな空気と硬い地面。何という幸福だろう。ケアンズやアサートンは少し前までは悪くない土地だったけど、3年連続で年間300日も雨が降るんじゃあそろそろ決断の時期かもしれんね。

給油した量と価格の掛け算があってない。というかド派手に$100多く請求されている。なにそれいつから続けてるの?もう少しで騙されるところだった。

今回のマウントアイザへの短期ツアーには少人数なのでランドクルーザー200ではなくてランドクルーザープラドを起用。昨年ランドクルーザー200を買って以降は控えに回ったプラドだけど、相変わらず美しい車である。「なんで白じゃなくて黒にしたの?」と聞かれることが時々あるのだけど、好きなカラーというのもあるし、もう一つはそのフィールドでの見つかりにくさだ。

これは車中泊をしている図だけど、こんな日中でさえ、黒いプラドは影と化しどこにいるかなんてなかなかわからない。白い車なら100m離れたところからでもバレる。

15mほどまで近づけは流石に見つかるけど、陽が傾いていたら多分見つからないだろう。
マランダからマウントアイザまでは早朝に出ればその日のうちには着くけど、私は下見を兼ねて二泊三日をかけてやってきたので途中で寝泊まりをしているというわけ。

1人で過ごす時の軽量速攻スタイル。冷蔵庫は置いてきたけど短期ならなにも不自由なく、長期になっても衣装ケースが一段から二段へ、二段から三段へ旅の長さに応じて積み上がる程度。

この岩場にはカルカドンセスジムシクイが住んでおり、今回も3羽見かけた。しかし一部の人にとってここは恐怖ゾーンであり、ウチでも働いているT君は以前私も一緒にいた時にこの近くで魔法のように双眼鏡を紛失し、その翌年には普段しないようなへんな持ち方をしていた時に高価な望遠レンズを岩に落下させて大破させている。「あそこは光学機器専門の強い祟りがあるんです、もう行きません!」と言っていた。そんなピンポイントな呪いがあるとは知らなかったなあ。


信仰心がない、というか信じるのは基本的に自分だけという私は気にせず散策する。オナシアゲハがたくさん吸水に来ていた。この蝶は全国に薄く広く分布し、自宅兼民宿のジョンストンベンドにもいるけどこういう図を見るのは初めて。

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