Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

4度目のアリススプリングス探鳥 その6(完)

ニシマダラニワシドリと東屋

ケアンズへ戻る日。夕方まで時間があって「タクシーで動物園へ行こう」とか、「レンタカーして近場をもう一度回ろう」とか幾つか意見が出たものの、最終的にはニシマダラニワシドリをもうちょっと見たいということでまとまって、ヒルトンから徒歩で(と言っても10分程度だが)見に行った。アリススプリングスが初めての他の二人に譲ったわけです。


オーストラリアではオオニワシドリだけは普通種だが、その他のニワシドリはそうでもない。

アズマヤの改善に勤しむオス、と思って見ていたら後半でどんでん返しが待っている。



ケナガワラルー親子は超なかよし。


そんなんだと別れが辛いよ。

こちらの映像では、ニシマダラニワシドリの求愛が写っている。オオニワシドリのそれと比べ、ずっとスピード感がある。

「なんか空模様がおかしいぜ」と言われてレーダーを確認したら竜巻のような雰囲気。強風が一点に吸い込まれている。早めに探鳥を切り上げ、4泊したヒルトンから空港へ移動。


いやいやいや、空の底が抜けたような嵐ですやん。


みんな無関心なのはなぜなんだ。離陸してあんな竜巻に突っ込んだら墜落だぞ。

(昔、ケープヨークで大型サイクロン直撃の中で調子の悪い小型機で無理やり飛び立って恐ろしい体験をしたことがある



無事に帰ってきた。

次の旅はクィーンズランド州南部への二週間。二週間すべて車中泊で6000km以上を一人で運転。トラブルも相次ぎ、1日1000km級運転を4回繰り出したなかなか楽しいものだった。(続く)

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